カビ取り・除菌工房では、新商品(カビ取り・除菌工房の除菌剤【クリア】マスク・布用)の発売を機に、商品の除菌効果を可視化するための簡易テストを実施しています。
除菌効果に関する簡易テスト結果(#1 使い捨てマスクへの短時間での除菌効果)
除菌効果に関する簡易テスト結果(#2 鶏胸肉シートを使った長時間の除菌効果)
除菌効果に関する簡易テスト結果(#3 使い捨てマスクへの短時間での除菌効果<その2>)
除菌効果に関する簡易テスト結果(#4 鶏胸肉シートを使った長時間の除菌効果<その2>)
培養検査等の正式な測定ではありませんが、以下の手順で行っています。ご参照下さい(順次更新)。
【2020年4月末日追記】現在、あらたなテスト方法として、「簡易培養検査」を準備中です。適切な検査方法だと判断された場合、1カ月ほどで公開予定です。
【簡易検査の方法】
ATPふき取り検査(A3法)
【使用機材】
ルミテスターSmart(キッコーマンバイオケミファ社)ほか
【検査方法】
1.マスク(内側)の除菌効果・検査手順(短時間の除菌効果の確認)
(1)除菌前のテスト面に水道水を軽くスプレーするなどして湿らせ、なじませる。
(2)ルシパックA3 Surface (綿棒状のもの)などを使い、綿棒がしなる程度の力で綿棒を5mmほど接触させ、あらかじめ定めた範囲を縦横20往復させ、直後に数値(除菌前)を測定する。
(3)「カビ取り・除菌工房の除菌剤【クリア】マスク・布用」をマスク内側にまんべんなくスプレーし、布をすり合わせて軽くなじませ、湿りが気にならない程度まで乾燥させる。
ドライヤーで乾燥させる場合、ドライヤー送風口と布面を25cm程度離し、「Low」の状態(手をかざしてもまったく熱くない状態)でゆっくり乾燥させる(※熱風による殺菌効果を除外するためです。実際のご使用に際しては、強めの熱を与えて早めに乾燥させることをおすすめします。成分が定着しやすくなります)。
(4)前項(2)と同様の方法で数値(除菌直後)を測定する。
(5)完全に乾燥した後の状態の数値についてもあわせて測定する。水道水を軽くスプレーなどして湿らせた後に測定する。
(6)数値測定直後、その数値をデジタルカメラで撮影する。
【除菌後のマスク面、布面の測定値について】
マスク面・布面は、特に(綿棒側に除菌剤が作用する可能性がある)除菌剤スプレー直後、あるいはそもそも布面が完全に乾燥した状態では測定が非常に難しいため、測定値が「20未満」になった場合には「異常値」として採用しないか、「参考値」としています。必要に応じてさらに乾燥させるなどして、あらためて測定するよう定めています。
(ご参考)
除菌効果に関する簡易テスト結果(#0【不採用】不織布を使った短時間での除菌効果)
2.汚れをふき取った不織布(短時間の除菌効果の確認)
(1)不織布でキッチンの汚れなどを拭き取り、水道水で軽く水洗いしてなじませ、しばらく乾燥させる。
(2)上記1.と同様の方法で、除菌前、除菌後の数値を測定する。
(3)必要に応じ、下記3.と同様、不織布を2分割して比較テストを行う。
※このテスト方法で得られる数値は非常に大きなもので、実際のマスクの状況とは異なります。除菌効果の傾向を確認するためのものです。
3.鶏肉などのトレーに敷いてある、ドリップを受けるシート(長時間の除菌・制菌効果の確認)
(1)トレーからシートを取り出し、そのまま、あるいは軽く水道水の流水で洗ってしばらく乾燥させる。
(2)シートを2分割して、1-(2)と同様の方法でそれぞれの数値(除菌前)を測定する。場合によっては除菌前にそれぞれ軽く湿らせる。
(3)2分割したもののうち1つのシートに除菌剤をスプレー・塗布する。
(4)それぞれのシートに適度に水道水をスプレーして湿り気を与えながら、時間ごとのそれぞれの数値を測定する。3時間ほど経過を確認する。
※冬・春の実際の室内環境ではシートが乾燥しやすいため、条件を整えるために上記方法を行っています。
※このテスト方法で得られる数値は非常に大きなもので、実際のマスクの状況とは異なりますが、長期の除菌・制菌効果を確認するために行っています。
測定値(RLU)は、実際の菌の数を示すものではありません。詳細については、測定機器のホームページなどをご参照下さい。
カビ取り・除菌工房の除菌剤【クリア】マスク・布用
除菌効果に関する簡易テスト結果(#1 使い捨てマスクへの短時間での除菌効果)
除菌効果に関する簡易テスト結果(#2 鶏胸肉シートを使った長時間の除菌効果)